植木カットデザイナーインタビュー

営業職からの転職

朝日が昇ったら仕事をして、
沈んだら終える。
働き方を変えたら
違う世界が見えました

2014年契約
カットデザイナー 滝川勝彦

景気や会社の方針に左右されずに働きたい

前職は製造業です。大学を卒業後に技術職で入社して、10年後に営業に配属されました。最初は営業なんてと抵抗がありましたが、営業では技術屋として培った経験と知識を活かすことができ、自分なりにやりがいを持って働いていました。ですが47歳の時に早期退職で25年勤めた会社を辞めることになったんです。不景気のあおりを受けて、会社の状況もあまり良くなったんですね。

家族がいるので働かなければいけないのですが、正直に言ってサラリーマンという働き方に嫌気がさしていました。雇われていると、どんなに自分が頑張っても、景気や会社の方針によって自分の人生すら左右されます。働き方を変えたいとは思いましたが、どうしても家族のことが頭をよぎり、同じ営業職で再就職して半年ほど働きました。

景気や会社の方針に左右されずに働きたい

営業の難しさを知っているからこそ

再就職したものの迷いながら働いていました。連日終電で帰るような働き方は終わりにしたい。 朝日が昇ったら仕事して、沈んだら仕事を終えるという、健康的な働き方にシフトしたいという思いが強くなり、再就職先を退社しました。草木の手入れは基本的に明るい時間帯しかできないので残業はないので、 おかげで家族との時間も取りやすくなりました。

クイック・ガーデニングとは業務委託で、私は個人事業主になるわけですから年齢を考えれば勇気はいりますよ。ほかにもフランチャイズで独立できそうな職種も探したのですが、研修制度などのサポートが充実していることと、 私は営業出身で営業の難しさも知っている。会社側が営業してくれるという点にも魅力を感じました。

面接に行くまでは、未経験でも大丈夫なのかと心配でしたが、「うちは職人を求めていません。お客様が望まれることを忠実にこなせば大丈夫です」と言われたんですよね。それで安心してやってみようと思えました。

営業の難しさを知っているからこそ

仲間同士の横のつながりが心強い

サラリーマンだった頃は、毎日同じ時間に満員電車に乗って、同じ会社に通うのが当然でした。でもカットデザイナーになってからは、軽トラに乗って、毎日違うお客様のところに伺い、違うお客様に会って話をします。 それがとても新鮮だし、お客様の声を直接聞くことができて、モチベーションにつながっています。

私はまだ経験が浅く、見積もりに伺った先で見たこともない木に出合うこともあります。自分で調べることもしますし、本社に質問したりもしますが、 仲間にも相当助けられています。私とほぼ同じ時期に仕事を始めた仲間が4名いて、電話して質問したり、定期的に会って飲みながら仕事の相談をしたりしています。世代も今までの経験も違うけれど同期のような感覚で頼もしいです。

仲間同士の横のつながりが心強い
カットデザイナーとしてのモットーは?

“時間を守る”、そんな基本的なことを大切にしたい

働くうえで基本中の基本ですが「時間厳守」を心がけています。この仕事はお客様のご自宅や職場にお伺いすることが基本なので、 ご指定の時間に必ず伺うこと。それから作業はどの程度時間が必要なのかを正確に伝えてご迷惑が掛からないようにしています。

そうやって少しずつお客様との信頼関係を築きながら、家族を困らせないくらいに稼ぎ、生涯現役を目指して自分のペースで働き続けたいですね。

プロフィール
滝川勝彦(たきがわ・かつひこ)
1966年生まれ
契約年月:2014年9月
対応エリア:神奈川県、東京都
趣味:ゴルフ

植木カットデザイナーインタビュー

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